フレームイン・フレーム
自転車の、何というかこう、手頃なメカニカル感が好きです。機械式時計のムーブメントとかああいう何がどう絡みあって成立してんだかわからないメカニクスも堪らないものがありますが、自転車のシンプルでありながらも安全性や駆動性に配慮され尽くした構造もまた素敵ですよね。
スポークやフレーム、チェーンの織り成す剥き出しの素材感。
先日触れた、街角のワンシーンとしてもよく映えます。生活に密着してる日常感。
時には悲哀を感じさせたり。放置は良くないですよ。
スポーツサイクルのような殊更スタイリッシュな逸品で無くとも、風景に溶け込むと不思議と被写体として映える気がします。