Digital-Penguin Workshop(仮)

とりあえず写真ブログにしてみました。はてなダイアリーとは棲み分け中。

逆光は勝利!

あれですよね、もう。

これはこのタイトルを使いたいだけのエントリですよね。


写真撮影において逆光、というときは通常は露出や測光をいじったりして印象的な写真に仕上げるためのテクニックとセットで語られることが多いと思います。人物が光の中に浮き上がるようなポートレートや、あるいは雄大な自然を大胆なシルエットにした朝日や夕日。


でも今回はそういう気の利いたかっこいい写真ではなくて、露骨に「太陽と被写体」を被らせて撮った写真を集めてみました。というか、出かける度にそういうのを撮ってたら集まっていました。



P1090825
Panasonic DMC-GF2/LUMIX G 14/F2.5

千葉県の「海ほたる」に展示されている、海底トンネルの掘削シールドです。
こういう雄々しくそびえたつ工事機械とか、無骨で硬質なシルエットには青い空と力強い光がよく似合いますね。



P1090742
Panasonic DMC-GF2/OLYMPUS M.45mm F1.8

今回このような特集をしておいてなんですが、僕自身、あまり逆光写真が上手ではないなーと感じています。せっかく光源を写すなら綺麗にゴーストやフレアが生きてくるような撮り方が出来ればなぁと思うのですが。
この写真はそんな中でもゴーストの具合が気に入っている一枚です。葉の透過具合も良いです。



P1070464
Panasonic DMC-GF2/OLYMPUS M.45mm F1.8

似たような写真ですが、こちらは秋の写真。葉が色づいているのでまた違った趣がありますね。




P1080941
Panasonic DMC-GF2/OLYMPUS M.45mm F1.8

冬の公園で撮影した一枚。
冬の寒々しさとか、電線に止まるヒッチコック的というには少ないけど鳩の群れ。腕があればもう少しドラマチックな画にできそうな素材なんですけどねぇ。




P1090435
Panasonic DMC-GF2/OLYMPUS M.45mm F1.8

先日の桜の撮影で撮った一枚。こういうのは何枚かあるのですが、どれもピンボケてたり構図がいまいちだったりで、なかなか表現したい感じになりませんでした。
きらきらした朝の光と、その光に透けて違う色を見せる桜。来年は撮れるかなぁ。




P1080899
Panasonic DMC-GF2/LUMIX G VARIO 45-200/F4.0-5.6

これこれ。こういうのがいいですよね。
先日野毛山動物園で階段を登ろうとふと見上げた時に飛び込んできたシルエットに思わずカメラを向けて撮影。



こうして並べてみると、イマイチ工夫が足りないというか、ワンパターンな撮り方しかできていないなぁ、というのが正直な実感です。ひとつひとつは面白いんですけど。逆光にしたから良し、光源を収めたから良しではなくてもうちょっと何かを変えるだけでグッと来るような写真に出来そうな気がするんですよねぇ。何かってのは特定の手法ではなく、被写体や時間や光の加減、何を表現したいのか、その場その場で違うのだと思いますが。


プロになりたいわけでもコンペに出したいわけでもないので良いっちゃあ良いんですけど、趣味としてやる以上は自分が納得できる程度の写真は撮りたいものです。逆に工夫も何もありはしないんだけど、最後の1枚みたいな考えるより先に手が動いて思わず撮っちゃった写真は、出来はどうあれ自分の中では他の写真とは違う満足感があったりしますけど。


ここのblogは毎回自己反省と自己満足の両輪で出来ております、ということでひとつ。